少年剣道指導録「反復メニューと工夫メニュー」

年末年始の新型コロナウィルス感染急拡大を受け、防具による稽古を自粛していましたが、先週より再開しました。久しぶりの防具稽古は自分にとっても新鮮で、ついつい力が入ってしまいます。

自粛期間中はラダートレーニングを中心に、日頃はなかなか出来ない練習メニューを行っていました。その成果が出たのか、摺足や体捌きはむしろ、自粛前より向上している印象を受けました。

これからの課題に感じたのは、反復トレーニングと工夫トレーニングを明確に分け、子どもたちにも「次これをやるんだ」と思わせることです。創意工夫の稽古メニューは時に興味を惹きつけ、モチベーションを上げますが、一方で反復への飽きや新しいことへの戸惑いなど、かえって主体的な稽古を阻害してしまいます。

久しぶりの防具稽古のため、子どもたちの様子を見ながらの稽古でしたが、次回からはよりメニュー化していくことも考えたいです。

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