社会を止めない、経済を止めないと言いながらも、旅行は今のご時世、難しいものです。
そこで、地元を旅してみようと昨年、木曽路の妻籠宿を訪れました。
歩いてみると、意外と高さがあり、吊橋のような不安定さはないのですが怖いです。
もう終わりを迎えつつある紅葉を眺めながら、妻籠宿へ。
妻籠宿の外れには「鯉ノ岩」という巨岩があります。
木曽義仲公の末裔を名乗った木曽氏の木曽義昌公がこの岩のそばで恋の歌を囁いたという、何ともロマンチックな場所です。
妻籠宿の中を散策しながら、昼食は新しく改装オープンした「好日珈琲」へ。
昔の宿場風景を残す外観から、一歩店内へ入るとオシャレな内装。
ガレットを注文しました。結構ボリュームがあって、お腹いっぱいになりました。
昼食後、ブラブラと歩いていると昨年は中止となった「文化文政風俗絵巻之行列」の瓦版が。
昨年も良い切れ味でした。
宿場町の上にはかつての小学校校舎があり、解体工事中でした。
変わらない風景、変わりゆく風景がありました。
最後は車で少し足を伸ばし、南木曽町吾妻地区にあるマウカラニゴートファームへ。
(畜産への感染症予防のため、牧場では消毒などの対策をしております。
訪れる際はご理解とご協力をお願い致します。)
少し山道を通りますので、急に開けた斜面にこんな牧場があるとは!
冬の少し寒空の下、ヤギたちがのんびりと過ごしています。
子ヤギが興味(エサをねだりに?)で近付いてきました。
帰りにヤギのチーズを買いました。
塩が多く使われており、塩出ししてから食べましたが、独特の風味は慣れればクセになりそう。
ふと思い立って訪れた地元の旅。
目を凝らせば様々な「良いところ」があると気付いた一日でした。
*1:旅したのは首都圏を中心とした緊急事態宣言前です